負けない、そして勝つ競馬 〜Not Lose & Win〜

競馬で勝つにはまず負けない馬券の買い方が重要であると考えています。三連複・3連単などの馬券は確かに爆発力はありますが、的中率がどうしても低くなってしまうためメンタルの維持が難しく資金も上手く回転しません。僕が推奨するの馬券は単勝・複勝・ワイド。軸馬が馬券圏内に来た時に確実に払い戻しを受けることができる馬券です。この3つの馬券でより高い的中率と回収率を目指して研究しています。重視する予想ファクターは血統・脚質・騎手の3本柱。この3つのファクターと3つの馬券の組み合わせで競馬は勝てると考えています。

18スプリンターズステークスで有利になる脚質は?3つの視点から考察する。

Chelseaです。

今週はスプリンターズSが行われます。
中山芝1200mで行われる重賞(GⅠ)です。

前回の記事ではスプリンターズS好走馬の血統傾向を、スプリンターズS過去5年のレース傾向、スプリンターズSの舞台である「中山芝1200mコース」でのコース傾向と2つの視点からデータを考察・分析してきました。
まだご覧になっていない方は、下記リンクより一度ご覧になっていただきたいと思います。
www.chelsea-kizuna.com

今日はスプリンターズSの過去データを調べ、好走馬の脚質傾向を考察・分析していきたいと思います。

データ分析を行う切り口は、過去のレース傾向過去のコース傾向(全クラス)過去のコース傾向(オープンクラス以上)の3つのポイントから考察・分析していきます。
それでは早速見ていきましょう。


過去5年スプリンターズS好走馬の脚質傾向

着順 人気 脚質 上り3F順 上り3F 馬場
17 1 1 中団 2位 33.0
2 5 中団 4位 33.1
3 7 逃げ 12位 33.8
16 1 3 中団 7位 33.5
2 2 逃げ 15位 34.2
3 9 先行 11位 34.0
15 1 1 中団 2位 33.1
2 11 中団 5位 33.4
3 9 後方 1位 32.8
13 1 1 中団 5位 33.8
2 2 逃げ 12位 34.4
3 15 中団 8位 34.0
12 1 2 中団 2位 33.4
2 1 中団 6位 33.7
3 9 中団 4位 33.5

上記表は過去5年スプリンターズS好走馬の脚質をまとめたものです。
この表を見てわかることを、どんどん挙げていきましょう。

まずこの表からスプリンターズSで有利な脚質を紐解いていくと、中山競馬場で行われた過去5年好走馬15頭中10頭が道中中団から競馬をした差し馬です。
人気薄も差し馬から多く出ている事から、かなり有利な脚質ではないかと思います。

逆に先行馬はかなり苦戦を強いられており、過去5年で1頭しか馬券になっていません。
逃げ馬は3頭馬券になっていますので、前から競馬する馬を狙うのであれば、中途半端な先行馬よりも、極端な脚質である逃げ馬を狙うのがベターでしょう。

短距離戦なので上がり3F順位はあまり重要ではありませんが、上がりタイムは重要です。
近年上がりタイムが高速化してきているので、33秒台の上がりタイムで好走歴のある馬を狙うのが良いでしょう。

では次にスプリンターズSの舞台となる、中山芝1200mの脚質傾向を見ていきましょう。


過去3年中山芝1200m脚質別コース成績(全クラス)

脚質上り 複勝率 複回値 3着内数
逃げ 36.0% 93 27
先行 41.2% 120 121
中団 23.6% 67 83
後方 12.9% 38 29
マクリ 0.0% 0 0
3F 1位 40.5% 107 32
3F 2位 48.8% 110 39
3F 3位 39.2% 97 31
3F ~5位 38.8% 113 50
3F 6位~ 18.7% 61 108

(データは過去3年、良馬場、単勝オッズ1〜50倍までを条件として抽出。)
上記表はスプリンターズSの舞台となる中山芝1200mの脚質別成績です。
このデータを見てわかることを、どんどん挙げていきましょう。

スプリンターズSのレース傾向としては差し馬が有利な傾向が出ていましたが、スプリンターズSの舞台である「中山芝1200m」の条件全体で見ると、先行馬が圧倒的に有利です。
複勝率が水準以上、回収率もプラス、3着内数も全脚質中トップとなっています。

ではオープンクラス以上に絞り込むとどうなるかを調べていきましょう。


過去3年中山芝1200m脚質別コース成績(OPクラス以上)

脚質上り 複勝率 複回値 3着内数
逃げ 31.6% 87 6
先行 35.8% 117 24
中団 31.1% 90 28
後方 9.4% 37 5
マクリ 0.0% 0 0
3F 1位 22.2% 76 4
3F 2位 52.0% 92 13
3F 3位 22.2% 76 4
3F ~5位 44.1% 154 15
3F 6位~ 20.1% 69 27

(データは過去3年、良馬場、単勝オッズ1〜50倍までを条件として抽出。)
上記表はスプリンターズSの舞台である中山芝1200mの脚質別成績です。
今回はオープンクラス以上に絞ってデータを抽出しています。

オープンクラス以上となると、3着内数ナンバーワンが先行馬から差し馬に変わります。
複勝率こそ先行馬の方が高いですが、35.8%という数字は水準を大きく下回る数字です。
逆に差し馬の複勝率31.1%というのは、水準を大きく上回っています。
この事からクラスが上位クラスとなると、差し馬が有利となることが想定できます。

では最後に出走予定メンバーから、今年のスプリンターズSがどういった展開になるのかを推測していきたいと思います。


18スプリンターズS出走予定馬 前走・前々走の脚質と距離

馬名 前走脚質 距離 前々走脚質 距離
アレスバローズ 差し 1200 差し 1200
キャンベルジュニア 先行 1200 先行 1600
キングハート 中団 1200 後方 1200
グレイトチャーター 追込 1200 差し 1200
スノードラゴン 後方 1200 差し 1200
セイウンコウセイ 逃げ 1200 先行 1400
ダイメイプリンセス 差し 1200 差し 1000
タマモブリリアン 先行 1200 先行 1200
ティーハーフ 後方 1200 後方 1200
ナックビーナス 逃げ 1200 先行 1200
ヒルノデイバロー 後方 1200 差し 1200
ファインニードル 差し 1200 不明 1200
ムーンクエイク 後方 1200 差し 1400
ラインスピリット 先行 1200 中団 1000
ラブカンプー 逃げ 1200 先行 1200
レッツゴードンキ 中団 1200 中団 1600
レッドファルクス 後方 1600 後方 1200
ワンスインナムーン 逃げ 1400 逃げ 1200

上記の表は今年のスプリンターズSに出走予定の馬の前走・前々走脚質と走破距離を示したものです。

前走逃げた馬は4頭・先行したうまは3頭
前々走逃げた馬は1頭・専攻した馬は5頭
全体的に前から競馬したい馬が多くGⅠレースという事もあり、ハイペースになると予想されます。
レース傾向などを加味しても、差し馬が有利になる展開となりそうです。

まとめ

というわけで、今日はスプリンターズSの脚質傾向について、過去のレース傾向、コース傾向(全クラス・オープンクラス以上)という3つの視点からデータを考察、分析してきました。
結構色々書いてしまいましたので、ここで簡単にまとめておきたいと思います。

  • 過去のレースを振り返ると、好走馬のほとんどが差し馬。
  • 前から競馬する馬を買うのであれば、中途半端な先行馬よりも、思い切りのいい逃げ馬を買うべき。
  • 上がり3F順位よりも、上がり3Fタイムが重要。33秒台の速い上がりに対応できるスピードが必要。
  • コース傾向を調べると、先行馬が有利となっているが、クラスがオープンクラス以上となると差し馬が有利になる。
  • 出走予定メンバーの半数近くが逃げ先行馬で、前走逃げた馬は4頭もいる。ハイペースになりそう。

以上の5点が今日脚質というファクターを考察してわかったことです。
これを元に週末の予想を行いたいと思います。

次回は今年のスプリンターズSで人気になることが予想される馬について、血統面を中心に考察していきたいと思います。
次回も是非ご覧になってください。

それではChelseaでした!