負けない、そして勝つ競馬 〜Not Lose & Win〜

競馬で勝つにはまず負けない馬券の買い方が重要であると考えています。三連複・3連単などの馬券は確かに爆発力はありますが、的中率がどうしても低くなってしまうためメンタルの維持が難しく資金も上手く回転しません。僕が推奨するの馬券は単勝・複勝・ワイド。軸馬が馬券圏内に来た時に確実に払い戻しを受けることができる馬券です。この3つの馬券でより高い的中率と回収率を目指して研究しています。重視する予想ファクターは血統・脚質・騎手の3本柱。この3つのファクターと3つの馬券の組み合わせで競馬は勝てると考えています。

ローズSで有利になる脚質は?様々な角度から考察する。

Chelseaです。

今週はローズS。
阪神芝1800mで行われる重賞(GⅡ)だ。

前回はローズSで好走しそうな血統傾向を、レース傾向、コース傾向の両面から考察した。
まだご覧になっていない方は、下記リンクより是非ご覧になっていただきたい。

今日は脚質というファクターにスポットを当てて考察していく。

過去のローズSで好走している馬の脚質はどういった脚質か。
阪神芝1800mという条件で好走しやすい脚質はどういったものなのか。
上位クラスになると、脚質傾向がどう変化するのか。
メンバー構成の関係でレースペースがどうなり、どういった脚質が有利になることが考えられるのか。

様々な角度から考察を行っていきたいと思う。

過去5年ローズS好走馬の脚質傾向

着順 人気 脚質 上り3F順 上り3F 馬場
17 1 8 後方 1位 33.5
2 6 逃げ 13位 35.1
3 3 後方 3位 33.7
16 1 1 中団 1位 33.7
2 11 逃げ 4位 34.6
3 6 先行 2位 34.4
15 1 7 後方 2位 33.9
2 1 後方 1位 33.8
3 2 中団 3位 34.6
14 1 2 先行 2位 33.6
2 15 中団 1位 33.3
3 9 逃げ 14位 34.6
13 1 1 中団 2位 36.0
2 9 後方 1位 35.7
3 10 中団 4位 36.4

上記表は過去5年ローズS好走馬の脚質を表したものである。
これを見てわかることを1つずつ拾い出していこう。

差し追込み馬が有利

過去5年ローズS好走馬15頭のうち、10頭が差し追込み馬。先行有利の現代競馬において、非常に珍しい傾向だ。

上がり3F順位はかなり重要

過去5年のローズS好走馬15頭のうち、11頭が上がり3Fタイ厶の順位が1~3位以内となっている。
かなり大きなバイアスなので、重要なポイントだ。

瞬発力が求められるレース

2016年は重馬場でのレースとなったが、それでも勝馬の上がり3Fタイムは33秒台とかなり速い上がり3Fタイム。
より瞬発力が求められるレースと言える。


過去3年阪神芝1200m脚質別コース成績(全クラス)

脚質上り 複勝率 単回値 複回値 3着内シェア
逃げ 38.5% 36 79 8.4%
先行 42.6% 81 94 38.5%
中団 32.2% 77 72 36.8%
後方 23.9% 37 59 16.1%
マクリ 20.0% 0 42 0.3%
3F 1位 76.5% 193 163 30.4%
3F 2位 59.0% 135 105 19.7%
3F 3位 51.0% 71 114 16.7%
3F ~5位 37.7% 57 84 19.1%
3F 6位~ 10.1% 14 32 14.0%

(データは過去3年、良馬場、単勝オッズ1〜50倍までを条件として抽出。)
上記表は過去3年阪神芝1800mの脚質別コース成績である。
これを見て傾向を掴んでいこう。

逃げ馬は苦戦傾向

逃げ馬の複勝率が38.5%と水準を大きく下回る(水準は43%)。現代競馬は逃げ馬を買えば馬券で勝てると言われているほど逃げ馬が有利だが、阪神芝1800mの条件には当てはまらない。

好走数が多いのは先行・差し

過去3年で好走した馬の脚質の約75%は先行・差し馬。好位で控える競馬が得意な馬が強い。

追込みも決まるコース

追込み馬の好走率が約24%と水準を大きく上回る(水準は15.6%)。
3着内シェアも高いので、全然狙っても良い脚質だ。


過去3年阪神芝1800m脚質別コース成績(OPクラス以上)

脚質上り 複勝率 単回値 複回値 3着内シェア
逃げ 16.7% 0 81 3.1%
先行 29.2% 61 42 21.9%
中団 23.1% 77 60 28.1%
後方 48.3% 152 127 43.8%
マクリ 50.0% 0 105 3.1%
3F 1位 100.0% 348 254 37.5%
3F 2位 77.8% 195 138 21.9%
3F 3位 50.0% 0 89 15.6%
3F ~5位 22.2% 42 59 12.5%
3F 6位~ 7.8% 43 29 12.5%

(データは過去3年、良馬場、単勝オッズ1〜50倍までを条件として抽出。)
上記表は過去3年阪神芝1800mの脚質別コース成績である。
これを見て傾向を掴んでいこう。

好走率は追込み馬がNo.1

追込み馬の好走率が48%と水準を大きく上回っている。(水準は15.6%)
追込み馬の好走率がここまで高いのは、なかなか珍しい例だ。

逃げ先行馬は危険

逃げ馬と先行馬の好走率がかなり低い。
好走数もかなり少なく、軸馬で狙うのは危険と言える。

上がり3Fタイム上位の馬が有利

オープンクラス以上だと、馬券に絡むのはほとんど上がり3Fタイム上位。
特に上がり3Fタイム順位1位の馬は、全て馬券に絡んでいる。
上がり3Fタイム順位1位の馬を見極めることが、馬券的中への近道となるだろう。


'18ローズS出走馬前走・前々走の脚質と距離

馬名 前走脚質 距離 前々走脚質 距離
アドマイヤクィーン 先行 1800 差し 1800
アンコールプリュ 中団 1600 中団 1600
ウスベニノキミ マクリ 2000 中団 2400
ウラヌスチャーム 差し 1800 追込 1800
オールフォーラヴ 中団 2400 先行 2000
カンタービレ 先行 2400 先行 1800
ゴージャスランチ 先行 1800 差し 1800
サトノワルキューレ 中団 2400 追込 2000
サラキア マクリ 1700 差し 1800
スカーレットカラー 中団 1600 後方 1600
センテリュオ 差し 2000 マクリ 2200
ダンサール 差し 2000 逃げ 1800
トーセンブレス 2400 追込 1600
フィニフティ 後方 1600 差し 1600
ラテュロス 逃げ 2000 逃げ 2000
レオコックブルー 先行 2000 差し 2000
レッドランディーニ 追込 1800 差し 1800
ロケット 先行 1800 差し 1800

上記の表は今年のRに出走する馬の前走・前々走脚質と走破距離である。

出走予定メンバーを見てみると、近2走で逃げた馬は2頭。先行した馬は6頭。
マクリ経験のある馬も3頭いるので、前が崩れることが想定されるメンバー構成だ。


まとめ

今日はローズSの脚質傾向について、過去のレース結果、阪神芝1800mのコース傾向、メンバー構成といった3つの角度から考察してきた。
今日調べたことを簡単にまとめておこう。

  • 差し追込み馬がかなり有利。
  • 逃げ馬は苦戦。
  • 上がり3Fタイム上位馬と、速い上がり3Fタイムが使える馬を狙うべき。上がり3Fタイム1位の馬の好走率は100%。

まとめるとこんな感じだ。

とにかく現代競馬の傾向に相反しており、差し追込み馬がかなり有利なレースでありコースでもある。
メンバー構成を加味しても、18年ローズSも傾向通りのレース結果となると思う。

今日調べたことは、週末の予想に活用していきたい。

次回はローズSの人気馬について考察していく。
是非ご覧になっていただきたい。